これまでの公演

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現代演劇レトロスペクティヴ 極東退屈道場+水の会「家、世の果ての...... 」(作:如月小春)



日時
2010年2月26日~28日
場所
アイホール
作品紹介
はな子が犬を連れておつかいにでかけると 「スーパー不夜城」が見下ろしていた。
うすくれないの地図を頼りに人混みをかき分けかき分け、道行きを急ぐ一人と一匹。
やがて、トーキョーが昨日と同じメロドラマの中に暮れるころ、
錆止めの朱い階段上のアパートから、百合子、さらわれる。
残された紙切れ一片。
「家、世の果ての......」

辺境にある氷漬けの食肉工場で少女はつぶやく。
「ソレハ ユルギナキ 全体、絶対的ナ広ガリヲ持チ 把握ヲ許サズ、息ヅキ、疲レ、蹴オトシ、―ソコデハ 全テガ置キ去リニサレテ、関ワリアウコトナシニ ブヨブヨト 共存スルノミ。個ハ辺境ニアリ、タダ 辺境ニアリ、楽シミハアマリニ稚クテ ザワメキノミガ タユタイ続ケル ―― コンナ夜ニ 正シイナンテ事ガ 何ニナルノサ。」
如月小春
演出
林慎一郎
出演
原 真、得田晃子、井尻智絵(以上、水の会
北村守(スクエア)、うべん、後藤七重、片桐慎和子、
小坂浩之(KDC)、小中太(子供鉅人)、猿渡美穂、
中元志保(Fellow House)、福田尚子、安武剛(トイガーデン)
スタッフ
舞台監督:塚本修(CQ)
舞台美術:柴田隆弘
音響:あなみふみ
照明:魚森理恵
ダンス・振付:原和代
宣伝美術:清水俊洋
写真撮影:石川隆三
制作:尾崎雅久(尾崎商店)
公演写真

家、世の果ての・・・・・・(撮影:石川隆三)

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極東退屈道場は、劇作家・演出家の林慎一郎が主宰する演劇ユニットです。
2007年7月「延髄がギリです。」にて、活動開始。 公演ごとに俳優を集める、個人プロデュースの形態をとっています。
「都市」を題材に、取材(主に散歩)した情報に基づき、膨大なモノローグと映像やダンスを用い「報告劇」として立ち上げている。
都市に対するその独特な切り口と、愛すべき都市生活者たちの人物造形が特徴。
そのテキストが注目され、劇作家として他演出家や他ジャンルとの作業も積極的に行なっており、最近は能☓現代演劇における能楽師とのコラボレーションも注目されている 。
『サブウェイ』で第18回(2011年)OMS戯曲賞大賞、『タイムズ』で第20回(2013年)OMS戯曲賞特別賞受賞。『PORTAL』で第61回岸田國士戯曲賞最終選考。